

楽しみにしていた「歩かんね太宰府」と「大牟田観光ボランティアガイド」との交流会が開催される日となりました。2月27日福岡県ボランティア研修会で交流会開催の話が持ち上がり,3月25日には大牟田から太宰府に来ていただきましたので今日は太宰府から大牟田へ行くことになりました。
今回はタイミングよくユネスコ機関より明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼・造船・石炭産業として世界文化遺産に登録するよう勧告があり、ますます訪問が非常に楽しみになりました。大牟田の近代化産業遺産の見学と岩屋城で戦死した高橋紹運の菩提寺を訪ねます。さらに大牟田観光ボランティアとの意見交換会も予定しています。
あさ8時半政庁跡に集合し 総勢19名で出発。

*三池港(世界遺産候補)、石炭積み出しのため建設された日本で唯一の閘門式水門を持つ港干満差が8,5mある有明海で干潮時でも大型船が荷役できるように8,5mの水深が保たれている。

*宮浦石炭記念公園、三池炭鉱の主力坑の一つ立坑と斜坑があり坑内で働く人や採炭資材等の出入り口として使用された。現存する煙突は高さ31、2mで炭坑節のモデルと言われている。
*早鐘眼鏡橋、国指定重要文化財1674年完成日本最古の水道橋

*三池炭鉱専用鉄道敷跡(世界遺産候補)、三池炭鉱の石炭や資材を運搬するためひかれた。専用鉄道。現在もその一部は三井化学の専用鉄道として運行されている。

*三池炭鉱宮原坑(国指定重要文化財、世界遺産候補)立坑櫓とれんが造りの巻き上げ機室が残っている


*紹運寺(高橋紹運ゆかりの三池立花藩菩提樹)四王寺の中腹にある岩屋城で島津軍に敗れ戦死した高橋紹運の菩提寺のひとつ


*グランドホテル清風荘 昼食と交流会開催
昼食は、市観光協会ご推薦の「おおむた洋風かつ丼」をいただく。大牟田の地域活性化を図るため観光と食を絡めて企画されたランチメニューです。かって松屋デパートで食されていた大牟田を代表するご当地メニューを32店舗で復活させて、昔の味を忠実に再現したものから定義を守りつつアレンジしたものまで様々あるようです。

当時ハイカラなご馳走であった一皿が懐かしの味として注目されているとのことです。
最後に総本家黒田屋に立ち寄り名物の草木まんじゅうのおみやげを購入し、予定通り17時太宰府政庁跡到着。
大牟田のガイドの皆様の真摯なガイドぶりをみて初心に戻って勉強し直したいと感じています。
事故もなく無事交流会を終えることが出来ました。関係者の皆様お疲れ様でした。
特に大牟田観光ボランティアの今村様はじめガイドの皆様のおもてなしに深く感謝いたします。
有難うございました。
NPO法人歩かんね太宰府事務局長
最上賢二
福津市へ行ってきました!
日時:平成25年6月4日(火)
参加者:会員15名 特別参加5名 合計20名
研修地区:福津市(宮地嶽神社・新原、奴山古墳群・縫殿神社・あんずの里・津屋崎千軒)
梅雨の季節にも拘らず好天に恵まれて研修会を実施しました。今回は福津市観光ボランテアガイドの花田さん 有吉さんにガイドをお願いしましたがさすがベテランガイドさん知識の豊富さ、話術には感心させられました。
当日9時政庁跡に集合し、まず最初に向かったのは宮地嶽神社 仲見世の商店街を抜け石段を上がると右側に六百俵の碑が目につきました。説明では天明の飢饉の時でも年貢米を完納したので褒美として藩主から六百俵を賜ったその記念碑とのことです。
六百俵の碑

宮地嶽神社からの眺め

本殿には日本一とされる大注連縄があります。さらに奥に進むと奥の宮八社があり、一つ一つ回ると大願が叶えられると言われ多くの人が参拝されます。この八社の中でも不動神社には宮地嶽古墳があり全長23mの横穴式古墳で国の指定史跡です。
大注連縄

不動神社古墳

宮地嶽神社の仲見世には梅が枝餅ならぬ松が枝餅が売っていました。松がご神木なので松が枝餅です.ヨモギ餅で料金は105円 。おいしいと評判なので1個買い求め歩きながら試食。
次は車窓から世界遺産を目指す新原・奴山古墳群をみながら21号墳に到着。特別に開門していただき見学。この古墳は5世紀前半に造られた直径17mの円形古墳,古墳丘上には鎌倉時代に作られた石の供養塔が有ります。石碑には梵字だけのものと梵字と金剛界大如来を線彫したものなどあります。
新原古墳の21号古墳の碑

縫殿神社には応神天皇の頃中国より染色、機織、裁縫などの技術が伝えられこの神社は日本最初の裁縫の神様でありこの地はデザイン、ファッシヨンの発祥の地と言われています。また1440年に造られた梵鐘、南北朝時代の大般若経600点、江戸中期の頃の絵馬があります。
楽しみにしていた昼食は津屋崎千軒のなかの「味処海しゃん」でとり新鮮な海鮮ランチで大満足でした。
昼食後はあんずの里公園へそこには万葉歌人大伴坂上郎女が大宰府から奈良へ帰る途中に詠んだ万葉歌碑が 設置されています。あんずの里公園から見る海岸の景色は最高 一見の価値ありです。
あんずの里のあんず

あんずの里公園から景色を見る


研修最後の場所は昼食を食べた津屋崎千軒です。名前の由来は津屋崎は商家が千軒も並ぶほど栄えた街並みの意味だそうです。1602年黒田長政公が筑前の領主になり津屋崎を交易港として指定したので裕福な商人が生まれました。五十集船(いさばせん)津屋崎を基地に西日本の各地を回った商船、五十集とは何でも積むという意味で船は50トン前後の小型廻船でした。五十集船で塩 海産物を鞍手 宗像方面から集め博多へ、帰りは金物 荒物を津屋崎に陸揚げされ筑前有数の港となりました。その街並みの名残が今も残り、福津市津屋崎地区で 町おこしを行っています。
黒田養心公住居跡

津屋崎千軒地区では教安寺(義民六人士の墓) 波折神社 藍の家 豊村酒造 津屋崎人形工房など見学して研修も終わりました。
波折神社の絵馬の説明

夕方5時 無事 政庁跡に帰着しました。研修旅行に参加の皆さんお疲れ様でした。
追伸 時間がなくてまだ見ていない所が沢山あるそうです。是非福津市へ再度行きたいと思います。そして今回お世話になった福津市のボランティア方々にも是非太宰府に来ていただいて交流を深めたいと思います。
研修旅行に関係された皆様に深く御礼申し上げます。有難うございました。
歩かんね太宰府事務局
「歩かんね太宰府」の活動の様子が放送されました。
下記のホームページで、ストリーミング視聴できます。
ぜひご覧ください!!
ふくおかインターネットテレビ
※上記ページの右側窓から、平成21年3月23日・30日放送分の
「地域の魅力を伝える」をクリックしてください。
《放送内容》
○歩かんね太宰府のコース内容の打合せ
『天満宮のご神体である御神牛は何体いるでしょう?』
→企画担当者の説明
○ガイドさんの勉強・準備の様子
→説明パネルなどのガイド用小道具の制作など
○ガイドさんの実地研修について
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