コースNo.16 水城の歴史と秋の自然を巡る
当日は曇り時々晴れ間ありの秋空のなか、6名の参加者と4名のスタッフで心地よい水城跡の歴史と自然の散策となりました。
まず、水城築堤については、池や湿地跡などの地盤が軟弱なところに地盤沈下を防ぐためと作業時の足場を確保するために底に樹木の枝葉を敷き詰めて補強をし、ムクノキ、ヤブツバキ、シリブカブなど32種類の樹木が利用したことを詳しく知ることができました。
次に水城跡には、解熱作用があるキツネノマゴ、痔の外用にクサギ、糖尿病にカキドウシなど数多くの薬草・薬木が自生していますが、少しずつ減少していこと、アザミは、漬物にして食用にもなり、クサギも染色に利用するとブルーになるなど様々な薬草が薬以外などに利用できることを知りました。
コースはJR水城駅を出発し、宝満宮・八幡宮、水城院(すいじょういん)、望楼跡、水城西門を巡って水城ふるさと公園に到着、参加者のみなさんにガイドさんから押し花しおりをプレゼントがあり、またの出会いを楽しみに解散しました。
ボランティアガイド:冨永敦夫