07.「水城跡の自然を楽しもう」
4月15日(木)
4月に入って最も冷え込んだ日で、寒い一日となりました。トイレ休憩は予定以上取りながら歩きました。
まず、山田さんより水城築造について丁寧に説明されると、皆さん熱心に聞いていらっしゃいました。
それから黄色い絨毯を敷き詰めた様にきれいに咲いている菜の花や、草花たちを楽しみました。
マッバウンラン(松葉海蘭)・ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)・キランソウ(金瘡小草)等々、近年余り見られなくなった花々を懐かしそうに写真に撮っておられます。
道すがら、春の七草を見つけて紹介していると、さすがに主婦の皆さん!、七草の名前をスウ~スウ~と・・・。
貴女はいくつ知っていますか?
水城跡を御笠川より西へ西へと歩いて行き水城西端の望楼跡へと来ました。
古代の人々はここから博多湾を望んでいたのだろう・・・と、勝手な想像をして皆で盛りあがってました。
つづいて、水城と丘陵の隙間を土塁で塞いだ小水城(上大利土塁)を訪ねました。
昔は、もっと大きな土塁だったのでしょうが、今は高さ3m・長さ100mと小さくなり、申しわけなさそうに佇んでいます。
最後は、平成21年2月に国指定史跡となった牛頸須恵器窯跡の一つ梅頭窯跡覆屋の見学です。
大野城市教育委員会よりいただいてきた解説シートを皆様にお配りし、説明させてもらいまして、お帰りの際には駅近くの酒落たギャラリーで素敵なランチはいかがですか?と勧めています。
[レポート]ボランティアガイド:富田サナエ