05.「万葉集ってなあーに?」
午前中の"樟蔭史談と史跡散策"からの参加3名を含め、男性2名女性6名の計8名の参加者がありました。
秋晴れの中、政庁跡の歌碑5基を1時間程かけてゆっくり巡りました。
歌碑は、大伴旅人さんが大宰帥として大宰府に着任されたのちに詠われた歌、最愛の奥様を亡くされた時、断腸の思いで詠われた歌、また九州一円の役人たちが旅人さんを慰めるために集まった「梅花の宴」の歌など松尾セイ子さんの解説を聞いてみなさんいっしょに声を出して歌ってありました。
歌碑めぐりの後は、正殿横の木かげで今日のテーマ"万葉集ってなあーに?"についての解説が行われみなさん興味深く聞いていただいたようです。
その後はそれぞれに短冊や木簡に今日巡って来た歌碑の中から好きな歌を一首選んで書いて戴きました。
最後に紙の衣裳でしたが男性は上着と冠、女性は上着とひれを身につけて、四王寺山を背景に短冊や木簡をもって記念の写真をとったり、歌を詠ったりとみなさま普段と違った貴重な体験が出来たと喜んでありました。
<レポート:近藤>