12月16日、この日は前日までとは違い天候にも恵まれ、12月の中旬とは思えないほどのぽかぽかした陽気の中、スタートとなりました。四王寺山8キロ歩くという長い距離にもかかわらず20人近い方が参加してくださいました。

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最初に下大利駅を出発し、水城跡などの歴史的に意味のある有名な史跡や尺上池などを通りながら、紅葉などの秋の名残りの残る四王寺山の自然を楽しみました。

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そして昼前には岩屋城跡に到着して太宰府や筑紫野の街を一望、大変見晴らしが良く、中世の武将・高橋招運がこの場所に砦を造ったことにも納得できました。ガイドの小沼さんによると、戦国時代末期に島津氏に戦で敗れた大友氏を逃がすために、家臣である高橋招運が島津の五万とも言われる大軍に対して、300人程度の兵で約半月間にわたり食い止め、最後は全員が玉砕したという壮絶な戦いの地であるということでした。その話を聞き、高橋招運公の強さといさぎよさと忠義の心に胸が熱くなりました。しかし今は石碑が残るだけで昔壮絶な戦いがあったとは思えないほど、のどかな見晴らしの良い小さな広場になっており、山登りなどをされる方の休憩所となっています。

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山を下りる時にもいくつか岩屋城の戦いで敗れた将たちの墓があり、そこには花などが供えてあり地元の方に大切にされているのだと感じました。

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そして、推定金光寺跡や横岳祟福寺跡などを回り、時間通りに終了地点である西鉄太宰府駅に着きました。この頃までには参加者の方々は皆さん打ち解けていて、解散する時には「またお会いしましょう」などと声をかけられていました。こうしたウォーキングを通じての様々な方との出会いもまたウォーキングの大きな魅力のひとつなのではないかと感じました。

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そして私の疲れてくたくたな表情とは対照的に、8キロ歩いた後とは思えないほどの参加者の皆さんの元気な顔に、私も体をもっと動かして皆さんに負けないようにがんばらなくてはと思いました。本当に皆さんおつかれ様でした。また案内役の一人である私にとっても興味深い話を多く聞くことができ大変勉強になり、楽しい一日でした。
(サポーター:丸山弘晃)

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by dazaifuwalk | 2007-12-16 20:45
16コースの「歩かんね太宰府」には、太宰府天満宮からスタートし大宰府政庁跡まで歩く「東」と、水城跡から大宰府政庁跡までの「西」の、二つの「歴史の散歩道」コースがあります。12月15日(土)はこの「西」コース。西鉄都府楼駅に集合した7人の参加者の方とガイドの市川さん、杢尾さんで歩き始めました。

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12月にしては暖かい日で、水城跡までの途中、昔の街道(博多から佐賀・熊本)に設けられた太宰府入り口あたりの関所「苅萱の関」により、石堂丸の伝説を楽しみました。解説の場で市川さんの心温まる話し方、参加者に対する優しさ溢れる接し方などに感心しながらのスタートでもありました。

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水城跡では堤と濠があり、外堀が60メートル幅に深さが3~4メートルもあり、木樋(導水管)を通して外堀に水を持ってきたと聞き、みなさん大変驚いておられました。水城の東側の入り口「水城東門跡」礎石に触れ1300年前の思いよせながら741年 聖武天皇の詔で建立された「筑前国分寺跡」まで歩きました。歩きながら参加者の方との対話。太宰府在住の方が二人、ほかは福岡市、春日市、筑紫野の方で、みなさんこの企画を楽しんであり、来年もぜひ参加したいとのことでした。

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太宰府市文化ふれあい館では、10分の1の大きさで復元された七重塔を見て感激し、当地の産土神として信仰されている坂本八幡宮に寄り、遠の朝廷とも呼ばれ、九州の政治・外交の中心地であり、文化交流の中心でもあった大宰府政庁跡に昼過ぎに着きました。

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私たちは、参加者の方との出会いを大切に、おもてなしの心溢れるスタッフを目指すことができることを感じるひと時でもありました。
(サブガイド:冨永敦夫)

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by dazaifuwalk | 2007-12-15 00:37
歴史を楽しみ、歴史を味わい、そして歩き踏みしめた足元にまた再び歴史を感じる、そんな想いで創られた「歩かんね太宰府・太宰府の里歩き」コース。その想いは大変多くの方々に伝わり、そして想いのすべてを悟ってくれたかのように、予想を超えたたくさんの方々の参加という、素晴らしいふれあいの機会を得ることができました。数回にわたって行われた里歩きの小さな!遠方の方、団体の方がた、さらには旅のフィナーレ12月9日には中国からの留学生の方々の参加も(途中までとはいえ)実現されました。

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戒壇院から始まり、観世音寺、歴史の散歩道、仏心寺、政庁跡、里山、国分寺等、説明するにはあまりに言葉が足りないほどの充実感、さらにはその古の空気を、歩きながらどうしようもなく感じてしまう。説明するスタッフの言葉の端々に過去の人の思いの琴線があります。その静かな歴史の息遣いを、訪れた皆さんはきっとどこかで感じられたことと信じてやみません。

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戒壇院での、翁・立花さんの心に染み入るお話、政庁跡での紙飛行機飛ばしを実演してくださった方、ハイライトは文化ふれあい館での和太鼓の演奏。幸来めぐみ太鼓の素晴らしい演奏に、歴史は再び息づき、聞き入る観客とともに新しい息遣いを始めたようです。文化ふれあい館に展示された平岡画伯の繊細な油絵は、歩いてきた人たちにいまそこにある一番新しい記憶を、さらに鮮明に思い起こさせました。里歩きの最後に、このような思い出作りを手助けくださった文化ふれあい館の心温まる司会進行には 感謝感激です。

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「太宰府の里歩き」はとても多くの参加者を得て、太宰府という地での新しい出会いをもたらしてくれました。ありがとう!この太宰府の里は今もなお「歩かんね大宰府」での、ときめく出会いで癒される心の振動が続いています。「太宰府の里歩き」はまだまだ暑かったころに始まり、私たちは少し疲れた森を歩きました。やがて紅葉や秋桜の秋色に染まる中を歩くようになり、そして立ち止まれば冷たい風に寒さが身にしみるころまで、そう、これからもずっとずっと歴史と歩いていきたいと思います。里歩きに来てくださった方々 本当にありがとう。いまからこれから、もっともっと太宰府の美しき自然と素晴らしき歴史とともに一歩一歩、歩んでいけるよう、願ってやみません。
(文:スタッフ・喜久里&写真:スタッフ・池田)

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by dazaifuwalk | 2007-12-09 21:33
12月9日、天候にも恵まれ難コースのスタートです。朝が早い為、前日から宿泊していた参加者を戒壇院まで送り、現地参加の4名を加えた14名でのスタートです。

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8時30分に座禅の為、靴下を脱いで戒壇院本堂に入り、右手に木彫りの鑑真和上坐像が目に入れながら記帳を済ませ、左手に回ると県指定文化財の盧舎那仏と二体の仏像を眼前に、座禅の席に着きました。最初に柏木住職による注意事項で、「まずは背筋を伸ばして座ることから始めましょう」とのことばにみんなの緊張も少し和んだように見えました。

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9時30分ごろには、史跡解説1万2千団体を超える貞刈惣一郎さんによる観世音寺の解説が始まりました。県外からの参加者が多かったので急遽宝蔵の見学も加わり、皆さん楽しくされていましたが、吟行ということで俳句をつくることに頭を悩ませていたようです。

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その後、政庁跡まで歩き、芝生に座ってちょっと風が冷たい中でしたが、貞刈さんの解説に皆さん引き込まれ真剣に聞き入っていました。旧大宰府政庁の内裏のあった場所に建つ貞刈邸の二階に、地域の子供たちのために貞刈さんが創設された児童図書館で、奥様にお茶を出していただきながらお話をお聞きしました。休憩のあと貞刈さんに途中まで見送っていただき、歴史の散歩道を通ってふれあい館でトイレタイム、国分のますやDONGに着いた時は大幅に時間オーバー、遅い昼食休憩もそこそこに俳句つくりに没頭しました。

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出来た人からそれを基に箱型立体万華鏡つくり、始めはワーワー言っていた人もシーンとなり、万華鏡を一生懸命、まるで小学生のように真剣に作っています。最後は出来上がった俳句と万華鏡を並べ投票です。七票でトップは美術学校の先生、次点の五票が三名、皆楽しんで作られたようです、
 5時間30分長い長い1日でしたが喜んでいただけたと思います。マイナーなコースで一般むきではないので改善の余地あり再考しなければならないと思いました。

(サブガイド:斉藤豊明)

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by dazaifuwalk | 2007-12-09 20:50